欲張らない。少しずつ利益が出るFX必勝法でちょうどいい。
「絶対に儲かるFXの必勝法がある」
もしそうだとすればきっと誰もがその必勝法が知りたくなるはず…。
だが残念ながら絶対儲かる打ち出の小槌のような必勝法などこの世に存在しない。それにも関わらず、「絶対に儲かる」という触れ込みで無数のFX必勝法が世に出回っている。
実は当ブログの管理人である私、鬼石敦則も初心者の頃からあらゆるFX必勝法に手を出してきた。とにかく誰にどんな話を聞こうが自分で実践してみないことには気が済まない性分。
時には嘘情報や詐欺まがいの商材を掴まされたこともある。だが実際役に立ったFXの必勝法があるのも事実。これから当ブログでまとめるFXの必勝法はどれも無料!
ただし絶対的な勝率を保証するものはない。なぜならあるFXの必勝法が一時的に高いフォーマンスを発揮できたとしても、相場が変わればその必勝法がはまらなくなってくる可能性は十分に考えられるからだ。
ではFXの必勝法で勝ち続けるにはどうすればいいのか。その答えは、「できるだけたくさんのFX必勝法を習得する」ことではないかと思う。
そうすれば相場に合わせて使用する必勝法を変えていけばいい。大事なのはよい必勝法でコツコツ稼ぐこと。私の経験則だが、欲を出して大博打をやると大抵は失敗する。
繰り返しになるが、絶対的な勝率の必勝法など存在しない。これからFXの必勝法を実践してみようというトレーダーたちはこれを肝に銘じておくべきだろう。
初心者のあなたがチャートを覚えることは、成功へのプロセス
もしあなたがFXが全く初めての初心者だというなら、まずテクニカルチャートの見方から覚えてみて欲しい。
テクニカルチャートの見方がわからなければFXの必勝法はおろか、まともにトレードすることさえできない。
テクニカルチャートの見方を覚えることは初心者にとってFXで成功するための第一歩となる。
FXで使用するテクニカルチャートにも様々な種類があるのだが何もその全てを覚えようとする必要はない。
テクニカルチャートの見方はローソク足チャート一つ覚えるだけでも十分だ。
どんな必勝法を実践するとなっても必ずチャート分析は必要となる。 チャート分析が中心となる必勝法にはダブルトップやダブルボトム、三角持ち合いなどがある。
これらの必勝法は上手くはまれば相場を攻略しやすい。覚えておいて損はないだろう。これらの必勝法の詳細についてはまたおいおいまとめていきたいと思う。
あなたのマーチンゲールの使い方は、きっと正しくない。
FXの必勝法としては割とメジャーなのがマーチンゲール。
詳しくお知りになりたい方はこちらのFX初心者入門サイトで紹介していたので参考に・・・。。
このマーチンゲールはFXに限らず、投資やギャンブルの世界でも広く知られているため何となく聞いたことがあるという人も多いのではないかと思う。
マーチンゲールという必勝法はこれぞ必勝法といってよいほど、理屈通りなら確実に勝てるという代物。
簡単にいうとこれは勝つまでやるのが基本である。だから絶対に負けないというわけだ。
例えば以下の表をみて欲しい。これは勝率50%の勝負で連敗する確率を表したものだ。
連敗 | 勝率 |
---|---|
1 | 50 |
2 | 25 |
3 | 12.5 |
4 | 6.25 |
5 | 3.13 |
6 | 1.56 |
7 | 0.78 |
8 | 0.39 |
9 | 0.2 |
10 | 0.1 |
このとおりなら10連敗する確率はなんと僅か0.1%となる。
マーチンゲールと呼ばれるこの必勝法は勝つまでやるのが原則であるため予想が外れた時には毎回倍の金額を投入する。
最後に勝てば必ずプラスにできるというわけだ。
ただ、もしこの方程式が崩れたら・・・。とんでもない損失を負うことになる。
実はこのマーチンゲール必勝法は誤った理解がされていることに
ここで間違ったマーチンゲール必勝法の典型パターンを紹介しておこう。
ガチで50/50と決め込んでいる
バイナリーオプションであれば本当に50/50の確率となるはずだが、FXの場合必ずしもそうではない。
先程紹介した表のようになると決め込んでしまってはならないのだ。
過去の実績を基にきちんとした自分の実績と勝率に合わせてマーチンゲール必勝法を実践しなければならない。
両建てしない
マーチンゲール必勝法では、予想が外れたら必ず2倍のロットで逆ポジションにエントリーする。
つまり1回で勝てなかった場合は常に両建てするのがこの必勝法のミソなのだ。
両建てせずに同じポジションに買い増したりすると、ただのナンピンになってしまう。必ず逆ポジションにエントリーするようにしたい。
FXはハイレバでカンタンに儲かるは本当か
しばしばネットではハイレバ推奨派とハイレバ非推奨派の両方の意見が飛び交っているように思う。
私、鬼石の意見をいわせてもらうと、ハイレバは普通にやれば全然危なくない。むしろ安全だといっていいくらいだ。
ただよくわかってない初心者が無謀なハイレバ取引をやると危険である。
どういうことか詳しく説明していこう。
そもそもレバレッジとは、わかりやすくいうと自分の資金を何倍にもできるFX独自の仕組みのことだ。
レバレッジは国内だと1倍~25倍、海外だと100倍や1000倍といったレバレッジが使える。
一般的にハイレバと呼ばれるのは後者の方だ。
ハイレバ非推奨派の主張によれば、レバレッジを高くしリターンが大きくなると相対的にリスクも高くなるというのだ。
実際にそうなのだろうか。私は実はハイレバ推進派を自認している。が、非推奨派の意見も一理あると思っている。
まずこの主張に対し真っ向から否定するとすれば「ハイレバにするだけではリターンもリスクも大きくはならない。」
だがハイレバで取引量まで増やしてしまうと当然リスクとリターンは増大してしまう。これが危険だというのだ。
私はハイレバにしても取引量さえ変えなければ、証拠金維持率を高めることができ有利にトレードできると考えている。
しかし人間という生き物はついつい大きなリターンが欲しくて取引通貨量を増やしてしまうものだ。
ハイレバを使うには、きちんと自身の中で制御ができるということが大切だ。
ハイレバ規制のこれまでとこれからの展望
これまで日本国内のFXでは段階的にハイレバ規制が敷かれるようになった。
その大きな要因となったのがリーマンショックだ。
リーマン破綻の影響を受け相場が大きく動いた時、ハイレバで巨額の運用をおこなっていたトレーダーたちは皆散っていった。
断続的にロスカットが起こり、資金を全額失う者、借金を背負い家庭が崩壊する者などそれぞれの末路は実に悲惨であった。
その後、最大100倍まで使えたレバレッジが25倍までという上限規制がかかるようになっていく。
また2018年ごろにはレバレッジ規制を10倍まで引き下げる見通しだ。
投資家を守るという目的は理解するが、レバレッジ規制は間違いなくトレーダーに不利に働く。
ハイレバを使いたいなら海外口座しかない
前述したように国内FXでは既にレバレッジの上限に厳格な規制が敷かれている。
そのためハイレバで取引がしたいなら海外FXの口座を利用するしか方法がない。
ハイレバが使える海外FX業者で断トツ人気なのはXM、そしてGEM FOREXだ。
XMでは最大777倍、GEM FOREXでは1000倍のレバレッジが使える。
レバレッジに対するさらなる規制については今のことろ金融庁からの正式なコメントとしては伝えられていない。
もし2018年に正式にレバレッジが規制されるとなれば、今後はレバレッジ規制のない海外FXに客が流れていく可能性は十分あるだろう。
ハイレバでの必勝法は少額トレードで
ハイレバでの必勝法は何といっても少額トレードだ。
ボラ(為替変動)が大きい時は特に利益が見込みやすい。
少額でもレバレッジを高くすれば証拠金維持率を高めることは可能だ。
しかも海外FXにはゼロカットといって、もし残高がマイナスになっても0に戻してくれる制度がある。
大きなリターンを狙いながらも最低限のリスクヘッジはやっておけるということだ。
これは私も実践したことのある必勝法だがなかなか有効な手段であったと思う。
トレードスタイルに応じた必勝法のパターン
トレードスタイルに応じて相性のよい必勝法というのがある。
まあ中には必勝法というよりコツに近いものもあるのだが、どれも極めればハマってくるようになる。
わりとカンタンに実践できるものも多いので覚えておくとよいだろう。
スイングトレード
会社勤めのサラリーマンに人気なのがスイングトレード。
比較的短期トレードでありながらデイトレードほど短い期間で取引するわけではない。
日中の仕事にも影響を与えにくく、保有時間も短いのでお気楽でもある。
とにかくチャートをよく見ることがスイングトレードの必勝法だといえる。
特にその中でもトレンド分析が重要となってくる。このトレンド分析に用いるのがトレンドラインだ。この引き方はそう難しくはない。
上昇トレンドの場合は突き出た安値同士を線で結ぶ。逆に下降トレンドの時は高値同士を線で結ぶ。
為替レートがこのラインを超える形で上下のどちらかに抜けていけばトレンドの転換点となる可能性がある。
ただダマシといって、越えかけたがすぐに戻ってくるという場合もあるのでエントリーするかどうかはよく見極めなければならない。
トレンドラインはこのダマシにさえ気を付ければ、スイングトレードを攻略する必勝法となる。
ぜひ読者のあなたも実践して習得して頂きたい。
デイトレード
FXをやるならデイトレードで、と考えている人も少なくないと思う。例えば主婦や大学生、あるいは「プロニート」を自称するような人たちもいると思う。
デイトレードのいいところは何といってもポジションが離しやすいこと。
基本的にトレードを次の日に持ち越したりはしないため、急な為替変動などに対してのリスク管理も比較的容易である。
デイトレードでの必勝法は利確と損切り幅の比率をしっかり考え、そのルールを遵守すること。
ついつい欲が出て持ちすぎてしまったりあるいは損切りが早くなりすぎてしまうということがあると思う。
これではせっかくの必勝法も意味を成さなくなってしまう。
デイトレードはその日の間に決済してしまうトレード手法であるが故過度に気になってしまうということもあるだろう。
そのような場合は指値と逆指値を入れ、トレード画面を極力みないようにするのがよいだろう。
ちなみに利確と損切りの割合は人によって違うが、私が最も利益を出しやすいと感じたのは3対1だ。
この割合は現在のパフォーマンスがよければそのまま保持、悪ければ少しずつ変えてみるとよいだろう。